ダイナースクラブカードの審査通過に有利な条件まとめ

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ダイナースクラブカードの審査は他のクレジットカードと同じ側面もある一方で、特殊な側面もあります。

それは単に年収の高さに裏付けされた高額利用者を期待しているだけではなく、職業的な地位も重視していることです。さらには収入の安定性が重要です。

ダイナースクラブカードは年会費の割には付帯サービスが充実しています。年会費あたりのサービスの室は、会員の質を高めることで達成できます。だからダイナースクラブカードは審査を厳しくすることによって、ゴールドカード相当の年会費にも関わらず付帯サービスはプラチナカードレベルを達成しています。

私の親がダイナースを取得した90年以前ではいくぶん審査は厳しかったようですが、私が取得したのは27歳の201x年ですから昔に比べたら緩くなったんだと思います。私の親は一戸建てを持っていた状態で取得したようですが、私は独身寮に住んでる身で審査に通過しました。

よって今はかなり門戸が開かれていると言えるので、27歳以上になったらとりあえず申し込みをしてみるのがよいと思います。

さてここからは具体的に、ダイナースクラブカードの審査において有利になると考えられる属性について1つずつみていきます。

27歳以上が必須 国家公務員ならコーポレートカードでもよければ22歳も可

27歳以上というのは絶対条件です。26歳では審査で門前払いになります。私は「もしかしたら」という可能性にかけて26歳のときに申し込みましたが門前払いでした。

門 前払いになったかどうかは審査結果メールの到着の早さでわかります。1日以内に来たら門前払いです。数営業日くらいかかったら、コンピュータ上のソフト ウェアが行う機械的な審査は通過して、人の目による総合的な審査に移ってはいたが、人による審査で落ちたことを表します。

私が26歳で申し込んだ時は、審査を通過しなかった旨のメールがすぐ来ました。つまり機械的な審査で落とされていたのです。

27歳以上でないと年収がどれだけ高くても審査に通過できません。27歳に達していない人は待ちましょう。

また年齢が達していなくても、個人カードではなくコーポレートカードなどは取得できることがあります。個人カードは個人の信用を担保に発行されますが、コーポレートカードは自分が勤めている職場の組織の信用力を担保に発行されます。

有名なのが国家公務員として採用されると22歳でもダイナースクラブのコーポレートカードが取得できるというものです。これはキャリアでなくノンキャリアでも可能なようです。ただし、もし国家公務員をやめて転職するとなったらこのコーポレートカードは脱退しなければなりません。卒業してすぐに公務員になった人はこのような選択肢もあるということです。

年収は500万円以上が必須 年収は高さより安定性が有利

この年収500万円が最低ラインだと言われています。今はなくなってしまいましたが、以前はダイナースクラブカードにクイック診断があり、そこでは500万円以上の年収がないと他にどれだけハイスペックな条件を満たしていてもクイック診断でOKが出ませんでした。

新卒1年目で年収500万円というのは外資系企業なら達成できるものの日系企業だとそうとう超過勤務手当で稼がないと達成が難しいレベルです。

また年収は高ければいいというものでもありません。安定性が重要です。

この安定性というのは金融でいうとリスクに相当し、数学的にいうと年収の分散や標準偏差が大きくなく、ばらついていないことが重要なのです。

過去1年以内に延滞がある人は注意

カードを利用していて、引き落とし日がきたときに銀行口座に十分な残高がないと引き落としに失敗します。これが1ヶ月以上のように長期間続くと「延滞」と見なされます。

こうなってしまうとCICという信用情報機関に情報が残ってしまい、クレジットカードの審査において非常に不利です。

でも、ダイナースクラブカードの審査には救済措置があります。

過去3ヶ月以内のクレジットカード利用履歴があれば過去1年以内に延滞があっても門前払いにはなりません。

ですが機械的な審査は通過しても、心証が悪くなって総合的な審査で落とされる可能性はあるので延滞はないにこしたことはないです。

カード利用履歴は一括払いのみが有利

いわゆるクレヒス(credit history)というものです。他社のクレジットカードの利用履歴が十分あればあるほど有利です。

creditとは信用という意味です。お金を貸すということは、金融機関が個人に信用を与えているということ。よってお金を貸すことを与信といいます。つまり個人の信用の履歴がクレヒスです。

このクレヒスは「一括払いのみ」で構成されているのが理想です。私も学生の頃からずっとそうしていました。2回払いくらいなら無利息のものが多いですが、2回払いさえもできれば使わないほうがいいです。分割払い、リボ払いはもってのほかです。

一括払いでしっかり毎月銀行口座からの引落しに成功していること。これを積み重ねることが重要です。

 アメックスゴールドカードを持っていると有利

私は職場の同僚から「アメックスゴールドを持っていると有利になるらしい」ときいてアメックスゴールドを取得してみました。

アメックスゴールドは初年度年会費無料だったので、1年以内に解約すれば年会費もかからない、と思ってアメックスゴールドを取得しました。

そして半年後くらいに27歳になったのでダイナースクラブカードを申し込んで審査に通過しました。

アメックスゴールドカードを持っていたことが有利に働いたかどうかはわかりません。ですが少なくともマイナスではありません。アメックスゴールドカードを持っていることがマイナス要因だとしたら私は審査に落ちていたかもしれないからです。

少なくともダイナースクラブカードの審査に通過したということは、アメックスゴールドを持ってるという理由で問答無用で審査に落とされるということはありません。

私は1年以内にアメックスゴールドを解約したので年会費はかかりませんでした。

年収重視と思いきや公務員が有利

ダイナースは年収が高いほど有利というイメージがありますが、それはどのクレジットカードでも同じです。年収が高い→利用額も高いから手数料収入が増えることを期待するのは普通のことです。

ダイナースクラブカードが重視しているのは質の高い顧客を集めることです。質の高さというのは年収の高さよりも、国会議員であるとか、幹部候補の国家公務員(いわゆるキャリア官僚)であるとか、医師であるとか、お金では買えないものを持っている人です。

でも今はそのような高官と言われるようなものでなくても、地方自治体の公務員でも十分にダイナースクラブカードが取得できるようになっています。

なぜなら公務員は確実に退職金が出ますし、失職もしないですし、年金も破綻しなければ急激な減給もないからです。

だから「今は比較的景気がよくて民間がちやほやされてるから公務員の自分なんて審査に通らないだろう」なんて悲観的になる必要は全くありません。

景気なんて3,4年おきで変動しているのですから、長期的にみて安定している公務員は超優良顧客です。

勤務先のステータスを売りにしているダイナースからしたら最も欲しい顧客層ですから申請してみましょう。

金融機関は民間の中では若干有利

現在のダイナースクラブカードの審査における職業一覧では、「民間企業」で一括りにされていますが、以前は「金融機関」という項目が用意されていました。数多くの民間企業の中でも金融機関に採用されると、信用がおけるとみなされることもあるからです。

個人事業主は不利

あと個人事業主などはどんなに年収が高くても不利です。公務員や会社員なら、急に年収激減になったりしません。整理解雇されるにしても退職金がたっぷりでますし、さらに雇用保険に入っているためしばらくは安泰です。

ですが個人事業主はポシャってしまうと退職金も雇用保険給付もなく、いきなり翌月から収入激減なんてことが普通に起こります。

たとえ年収が1億円でも、それがある年は3億円、ある年は400万円のように非常に変動が大きいものは金融機関からは嫌われます。500万円程度でいいから、変動が少なく綺麗に毎年確かな年収がある方が好かれるのです。

よってどんなに年収が高くても個人事業主はかなりハードルが高いと言えます。

ですが、開業医なども法律上は「個人事業主」に分類されます。よって個人事業主が不利というのは、開業医などの有名な士業を除いたもの、と捉えておく必要があります。

医師や薬剤師は有利 弁護士・公認会計士は黄色信号

医師は言うまでもないですが、薬剤師も手堅いです。薬剤師はコンスタントに6~700万円入る上に、転職に非常に強く職場が嫌になって辞めてもすぐ他の職場が見つかります。しかもいくらでもあるので、どんなに好き勝手しても職にありつけなくなることがありません。

一方で弁護士や公認会計士は厳しいです。税理士はいいのですが、公認会計士は企業からすると「1回限りの都度仕事」で契約されることが多いので、常時継続的な税理士とはちょっと手堅さに違いがあります。

企業に雇われている弁護士や公認会計士だったらいいと思います。ですが独立しているとなると、与信を扱っている金融機関からすると”かなり厳しく審査”するようになっていますから注意です。

キャッシング枠はゼロにしたほうが有利

私はキャッシング枠ゼロで申請しました。いくつかの理由がありますが、キャッシング枠を儲けるにはCICなどの信用機関での審査が厳重になります。よって審査に時間がかかったり、場合によっては審査に通過しなくなります。

一方でキャッシング枠ゼロなら一括払いのみになるので審査も容易です。審査の通過を優先するならキャッシング枠ゼロにしましょう。

ただしキャッシング枠がゼロだと分割払いが一切できません。2回払いもできません。実はダイナースクラブカードにおいては2回払いや3回以上の分割払いというのがなく、代わりにリボ払いを使うことになります。そしてキャッシング枠ゼロだとリボ払いができなくなります。

私がキャッシング枠をゼロにする2つ目の理由はこのリボ払いを使わないためです。今まで私は他のクレジットカードを含めてリボ払いを一切利用したことがありません。そのような人は多いはずです。また不正利用防止のためにも、リボ払いを勝手にされないように枠をゼロにしておくべきです。

ローンなしの一戸建て・マンション所有が有利 職場の独身寮は不利にはならない

ローンの返済をし終わった一戸建てを持っているのが最も有利です。コストが固定資産税の支払いくらいしかないからです。

生活において食費以上に負担が大きいのが家賃です。特に東京においてはそうでしょう。

持ち家がない、つまり老後の家がないというパターンは審査において不利になります。たとえローンがあったとしても、土地付きの一戸建てを持っているのが賃貸より有利です。

マンションで賃貸だと不利ですが、私のように職場の独身寮だと不利になりません。なぜなら水道光熱費こみで数千円という破格で提供されているからです。こういったものだと家賃がかからないぶん可処分所得が多くなり、結果的にクレジットカードの支払い能力は十分にあるということになります。

他社のカードでリボ払いを使っていると不利

リボ払いは自社のクレジットカードで利用してくれる分には儲かっていいのですが、他社のカードでリボ払いを利用していることは審査においては必ずしもプラスになりません。なぜならリボ払いの残高=借金だからです。

私の知人にリボ払い残高が100万円で全然減っていない人がいます。毎月1万8千円くらいの支払いのうちなんと1万2千円近くが利息分です。毎月6000円ずつしか元本返済がされないのです。ほぼ借金が減らないまま、利息の支払を毎月し続けるのがリボ払いです。100万円くらいならその気になればいつでも繰り上げ返済できると考えているようですが、そのような「将来の期待にかける」ような人を金融機関は好みません。できればリボ払いの残高を完済して、3ヶ月以上一括払いのみで他社のクレジットカードを利用してクレジットカードの利用履歴を綺麗にしましょう。

配偶者も働いてる二馬力だと有利

私は27歳独身で取得しましたが、配偶者が居る方かつ配偶者も働いているパターンだととても有利です。現在は夫婦ともに働いている世帯の方が、夫のみ働いている世帯数より多くなっています。

そして未だに多くある片方が働いて片方は家にいるというパターンにおいては99%が夫が働き妻が家にいるというパターンであり、妻が働いて夫が家にいるというパターンは1%未満という統計が厚生労働省の白書からわかります。

有利なのは夫婦ともに働いていること、夫が働いているパターンでは妻も働いていたほうが有利です。

子供がいない方が有利

子供がいるととにかくお金がかかります。最も手堅いのは幼稚園から高校まで一貫教育の慶應義塾で、もし途中で子供が勉強のやる気を失ったらそのまま慶應義塾に入れてしまう。もし東大に行く気力がありそうだったら一般受験させるというものです。その先私大医学科に行くことも考慮すると本当に多くの資金が必要になります。

お金を貸す立場の金融機関からすると、子供がいると確実に支払い能力という面においてはマイナスです。住宅ローンにしても、クレジットカードにしても一時的にお金を融通する=金融という側面では同じです。

両親ともに公務員の家庭ほど一人っ子だったりするのは手堅くするためです。クレジットカードのように与信を受けるようなものでは子供がいなかったり一人っ子くらいのほうが有利になります。

なぜこのような条件が有利なのか考察

以上様々な条件を列挙してきましたが、これらの条件には共通項があります。その共通項がいったい何を要因しているかについて解説します。

保険金給付が発生しないような顧客が優秀

クレジットカードは保険が付帯していますが、これが給付される確率が上がってしまうと保険料が高くなります。つまりそれは年会費の上昇や、クレジットカードのサービスの低下を意味します。

だからバイク事故を起こすような無茶なことをする人はできるだけ顧客としては避けたいのが普通です。

東京都の職員、いわゆる都庁の公務員はあまり車を運転しません。なぜかというと自動車事故を起こすと厳しい懲戒処分が規定されているからです。

公務員というのは新卒で任用された段階が100点満点で、なにか不祥事をおこすたびに減点されていく方式です。自動車事故のようなもので減点されると、その後昇級できなくなり公務員人生に大きな汚点を残すことになります。

このようなものは公務員に限らず、手堅い著名な企業でも採用していることがあります。

そのような職場に勤務していると、「この人は交通事故を起こしたりする蓋然性が低く、保険金を給付しなければならない事態はほぼ起こらないだろう」と推定されます。

だから勤務先というのは重要なのです。これは年収の高さだけでは図れないものです。

ダイナースクラブカードの飲食店でのメリットや付帯保険がプラチナカードレベルで充実しているのにもかかわらず、年会費がそこまで高くないのはこの勤務先でしっかり選別して顧客の質を維持しているからです。もし顧客が交通事故を大量におこして保険給付だらけになってしまうと年会費を上げたり、付帯保険の充実度を引き下げざるを得ません。

だから、なるべくそのようなことにならない顧客層をキャッチするために、年収の高さだけでは図れない「勤務先や職業」がダイナースクラブカードにおいてはとても重要なのです。

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