有名総研のSEでも複数回落ちる応用情報 取るなら学生のうちに

情報システムに携わる総研などに勤めている人は入社2年以内に応用情報を取るのが当然という雰囲気があるようです。

私は有名な某総研で応用情報に何度も落ちてなかなか受からなかった人を知っています。

理系の情報系出身であり大学院も出ていてかつ大学もそれなりに難関のところでも、応用情報は入学後にしっかり勉強していなければ無勉で応用情報に合格するのは難しいです。

どちらかというと基本情報や応用情報といった情報処理技術者試験は大学で良い成績を取ってきた人が有利です。

逆に大学に入ってから全く勉強せずとりあえず「可」が来てギリギリの単位数で卒業できれば良いというコンセプトでやってきた人は、社会人になったあとに会社の要請で受験しても応用情報に何回も落ちてしまうようです。

大学受験に必要な勉強と情報処理技術者試験に必要な勉強はまったく違います。

大学入学前の勉強内容では応用情報以上の試験でほぼ無力といっていいでしょう。ただし、高等学校のカリキュラム以外で独自に情報技術を勉強してきた人は別です。

応用情報を受けてみて無勉で受かったとしたらあなたは最低限勉強している学生か、学生のときしっかり勉強していた社会人ということになります。

ですがスペシャリスト以上になるとどんなに理系の情報系としてしっかり勉強してきた人であっても、直前一週間前くらいからちょくちょく過去問を見ていないと厳しいでしょう。

学生の人は応用情報に受かる程度は勉強をやっておいたほうが良いです。応用情報に合格していると他の国家試験の科目免除ができるので、社会人になってからの資格取得に有利です。社会人になってから確保できる資格の勉強時間はとても少ないので、すこしでも楽をするために学生のうちに応用情報をとっておくか、社会人になっても無勉で受かるくらいのレベルに学生のうちにしておきましょう。それでもまだ飽きたらない人はスペシャリストにいってもいいでしょうが、時間がある学生のうちは他の国家試験の受験にも手を伸ばすことをおすすめします。