平成20年度 行政法 東京都庁・特別区

問題

行政法学上の行政行為の分類に関する記述として,妥当なのはどれか。

1 許可とは,国民が元来持っていない特定の権利や包括的な法律関係を設定する行為で,例として道路の占用許可や公有水面埋立ての免許があり,許可を要する法律行為が無許可で行われた場合は当然に無効である。

2 認可とは,第三者の行った法律行為を補充して,その法律上の効果を完成させる行為で,例として農地の権利移転の許可や公共料金の認可があり,認可を要する法律行為に認可がなされない限り当該行為は効力を生じない。

3 特許とは,法令による一般的禁止を特定の場合に解除する行為で,例として自動車運転免許や医師免許があり,行政庁が自由裁量により特許を拒むことは原則として許されない。

4 確認とは,特定の事実又は法律関係の存在を公に証明する行為であり,例として証明書の交付や選挙人名簿への登録があり,法令の規定により決められた効果が生じるため,行政庁に裁量判断を認める余地はない。

5 下命とは,一定の不作為を命じる行為又は作為義務を特定の場合に解除する行為で,例として営業停止や納税免除があり,行政庁が特定の権利,能力を賦与又ははく奪する形成的行為である。

解答

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