平成22年度 行政法 東京都庁・特別区

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問題

行政法学上の瑕疵ある行政行為に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 瑕疵ある行政行為は、取消し得べき行政行為、無効の行政行為及び行政行為の不存在の三つに分類され、瑕疵が重大明白である場合には、行政行為としての外観を欠くため、その行政行為は行政行為の不存在に分類される。

2 行政行為の瑕疵の治癒とは、行政行為に瑕疵があって本来は違法又は無効であるが、これを別個の行政行為とみたとき、瑕疵がなく、適法要件を満たしている場合に、別個の行政行為として有効なものと扱うことをいう。

3 行政行為の取消しとは、瑕疵なく成立した行政行為の有する持続的効力を以後の事情の変化により、これ以上維持することが妥当でないと判断される場合に、処分庁がその効力を失効させることである。

4 最高裁判所の判例では、権限ある者により適法に発せられた外国人退去強制令書において、法令の要請する執行者の署名捺印がない場合には、同令書に基づく執行は違法であるとした。

5 最高裁判所の判例では、村長解職賛否投票の効力の無効が宣言されても、賛否投票の有効なことを前提として、それまでの間になされた後任村長の行政処分は、無効となるものではないとした。

解答

5

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