平成10年度 経営学 国家一般職

問題

トヨタ生産方式に関する次の記述のうち,妥当なものはどれか。

1 工場でのモノの流れは,前工程で加工されたモノを後工程に送るのが一般的であったが,トヨタ生産方式は,後工程が前工程に必要なモノを,必要なときに,必要なだけ発注する「ジャスト・イン・タイム」の考え方を採用した。

2 トヨタ生産方式は,我が国の造船企業が「コンビニエンス・ストア」方式を採用することによって大幅なコストダウンに成功したという記事からヒントを得て,小売業のイノベーションを生産工程に応用したものとして,「かんばん」方式を採用した。

3 J. P.ウォマックやD.ルースらは,フォード社の大量生産方式を, トヨタ生産方式とは全く異なるリーン生産方式とよびその非効率性を指摘した。

4 トヨタ生産方式は,小ロットで生産することによってスピードの経済を達成するよりも,できる限り大ロットで生産して規模の経済を実現して,生産の平準化を図り,生産のフレキシビリティーとコストダウンを追求しようとした。

5 トヨタ生産方式は,生産の流れを円滑にするために,労働者を原則的に,直線型に配置された数台の同種類の機械を1人で操作する単能工とし,需要量の変動に即応して変更される作業系列に柔軟に配属できるようにした。

解答

1