平成18年度 経営学 特別区

問題

テイラーの科学的管理法に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 テイラーは、近代的な工場制という生産システムを効率的かつ最適に稼働させるためには、課業を管理する必要があるとし、標準的な労働者の作業能率を課業の基準として設定した。

2 テイラーは、課業の設定のため、個々の作業要素にかかる時間を測定し標準時間を決定する時間研究や、個々の作業を分析し新しい効率的な作業方法を見いだす動作研究を行った。

3 テイラーは、指図票制度の導入により、それまで計画部門が行っていた生産計画や作業工程の配置、作業手順や作業工具の選択などを現場の職長や労働者に任せることとした。

4 テイラーは、一定量の仕事を決められた時間内に仕上げた労働者には高い賃率を適用し、反対に、仕上げられなかった労働者には低い賃率を適用するという差別的出来高給制度は、労働者の意欲を低下させるため、必要ないとした。

5 テイラーは、機能式組織の代わりにライン組織を導入して、従来複数で行っていた管理上の仕事を統合し、職長に権限を集中させる万能式職長制度を採用するとした。