平成23年度 経営学 特別区

問題

我が国の企業形態に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 合名会社は、出資者全員が無限責任社員で成り立っており、出資である持分の譲渡に関しては、他の社員の同意を必要としない典型的な人的結合会社である。

2 合資会社は、出資額を限度として会社の損失に対して責任を持つ有限責任社員と無限の責任を持つ無限責任社員から構成されており、有限責任社員と無限責任社員は共に業務執行権を有するが、代表権は有限責任社員のみが有する。

3 合同会社は、2006年施行の会社法により新設された会社形態であり、社員全員が出資義務を負う有限責任社員であるが、定款に定めがなくても利益分配の方法を出資額に関係なく自由に決定することができる。

4 株式会社は、不特定多数の出資者を募ることができ、出資者に出資額以上のリスク負担及び責任を求めない有限責任制を全出資者に適応し、所有と経営が分離されている。

5 相互会社は、保険会社以外にも広く非営利法人に認められた会社形態であり、保険事業を営む企業の場合は保険加入者が社員となり、社員総会に代わって社員の代表者による社員総代会を設置することが認められている。