平成16年度 民法 国家一般職

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問題

相続財産に関する次の記述のうち,判例に照らし,妥当なのはどれか。

1 被相続人の支配の中にあった物は,原則として当然に相続人の支配の中に承継されるので,その結果として,占有権は相続の対象となる。

2 慰謝料請求権は一身専属的権利であるが,被相続人がその損害の賠償を請求するという意思表示をしたときに限り,財産上の損害賠償請求権と同様,通常の金銭債権となり,相続の対象となる。

3 限度額及び期間の定めのない継続的信用保証契約は,保証人が個人的信頼関係によって締結するものであるが,保証人の死後に生じた主債務についての保証債務も,金銭債務であるから,特段の事情のない限り,相続の対象となる。

4 生命保険金請求権は,一身専属的権利とはいえないから,被相続人が相続人を受取人に指定して死亡した場合,当該生命保険金請求権は相続の対象となる。

5 借家権は,財産権の一種であるが,相続人が居住しておらず,内縁の配偶者や事実上の養子といった居住者がいるなどの特段の事情がある場合には,居住していない相続人よりも居住者を保護すべきであるから,相続の対象とならない。

解答

1

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