平成19年度 民法 国家一般職

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問題

制限能力者の行為に関するア~オの記述のうち,妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。

ア 被保佐人Aは,Cから土地を購入するに当たり,自らが制限能力者であることを黙秘した上で,能力者であると思わせるような言動を積極的に用いた結果, CにAが能力者であるとの誤信をさせ,保佐人Bの同意を得ないまま,Cとの間で当該土地の売買契約を締結した。この場合,Bは,AC間の売買契約を取り消すことができる。

イ 未成年者Aは,叔父Cから学費の援助をしたい旨の申込みがされたため,法定代理人Bの同意を得ないまま,Cとの間で贈与契約を締結した。この場合,Bは,AC間の贈与契約を取り消
すことができない。

ウ 成年被後見人Aは,自己の所有する建物をCに売却するために,成年後見人Bの同意を得た上で,Cとの間で当該建物の売買契約を締結したが,その後,Bは同意を与えたことが適切でな
いと判断した。この場合,Bは,AC間の売買契約を取り消すことができない。

エ 被補助人Aは,不動産を売却するには補助人Bの同意を得なければならない旨の家庭裁判所の審判を受けた。その後,Aは,自己の所有する土地を売却しようとしたが,Aの利益を害するおそれがないにもかかわらずBが同意しなかったため,家庭裁判所に請求して売却の許可を得た上で, Cとの間で売買契約を締結した。この場合, Bは,AC間の売貿契約を取り消すことができる。

オ 被保佐人Aは,A所有の建物を借用したい旨のCの依頼を受け,保佐人Bの同意を得ないまま,Cとの間で当該建物を5年間貸与する旨の賃貸借契約を締結した。この場合,Bは,AC間の
賃貸借契約を取り消すことができない。

1 ア エ

2 イ

3 イ オ

4 ウ オ

5 エ

解答

2

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