平成17年度 憲法 国家一般職

問題

国会による予算の修正に関するア~オの記述のうち,妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。

ア 予算に法規範性を認めないいわゆる承認説ないし予算行政説によれば,国会は予算に新たな款項を加え,又は款項の金額を増額することには限界がないとするのが論理的である。

イ 予算は法律とは異なる国法の一形式であるとするいわゆる予算法規範説を採ることと,予算の修正における限界の有無とは,論理的な関係がない。

ウ 予算は法律それ自体であるとするいわゆる予算法律説を採る場合には,予算の増額修正に限界があるとする見解を採ることは論理的に不可能である。

エ 国会は,その限度はさておき,予算の款項を削除し,款項の金額を減額し,又は予算の総額を減額することができると解されている。

オ 財政法第19条に規定される場合に限って予算の増額修正ができるという見解は,予算に法規範性を認めないいわゆる予算承認説ないし予算行政説よりも,予算は法律それ自体であるとする予算法律説に整合的である。

1 ア イ

2 ア オ

3 イ エ

4 ウ エ

5 ウ オ

(参考)財政法

第19条 内閣は,国会,裁判所及び会計検査院の歳出見積を減額した場合においては,国会,裁判所又は会計検査院の送付に係る歳出見積について,その詳細を歳入歳出予算に附記するとともに,国会が,国会,裁判所又は会計検査院に係る歳出額を修正する場合における必要な財源についても明記しなければならない。

解答

3