平成18年度 憲法 裁判所事務官一般職

問題

国会及び国会議員に関する次の記述のうち,最も適当なのはどれか(争いがあるときは,判例の見解による。)。

1 衆議院が解散された場合には,参議院は同時に閉会となるが,その間に参議院の緊急集会が招集され,緊急集会において議決したときは,その後衆議院の同意がなくても国会の議決として扱われる。

2 国会議員は,国会で行った発言を理由にその所属する議院から懲罰を受けることがあるが,懲罰によって議員を除名するには,その所属する議院の総議員の3分の1以上が出席し,出席議員の3分の2以上の多数による議決が必要である。

3 国会議員は,その勤務に対する報酬として,法律の定めるところに従い,会期中相当額の歳費を受領することができるとされ,その歳費は,在任中減額されないことが憲法上保障されている。

4 国会議員が国会で行った質疑等において個別の国民の名誉や信用を低下させる発言をし,それが国会議員に付与された権限の趣旨に明らかに背いたと認め得るような特別の事情があったとしても,国が国家賠償責任を負うことはない。

5 国会議員は,いかなる場合であっても,国会の会期中には逮捕されないことが保障されているが,この「逮捕」は,広く公権力による身体の拘束を意味するものとされ,刑事訴訟法上の勾引・勾留も含まれる。

解答

2