平成19年度 憲法 国家一般職

問題

国会議員に関するア~オの記述のうち,妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。

ア ある議院に所属する議員は,同時に他方の議院の議員となることはできず,また,国又は地方公共団体の公務員や大臣政務官との兼職も禁じられているが,普通地方公共団体の議会の長や内閣総理大臣その他の国務大臣を兼職することについては,禁止されていない。

イ 議員は,その所属する議院に議案を発議する権能を持っており,予算を伴う法律案については,衆議院では50人以上,参議院では20人以上の議員の賛成があれば発議することができ,それ以外の議案については,衆議院では20人以上,参議院では10人以上の議員の賛成があれば発議することができる。

ウ 両議院の議員は,議院で行った演説,討論又は表決について院外で責任を間われないが,これは,議院における議員の自由な発言・表決を保障するため一般国民ならば負うべき民事上の法的責任を負わないことを意味するにとどまり,刑事上の法的責任まで免除するものではない。

エ 両議院の議員は,院外における現行犯罪の場合及び議員の所属する議院の許諾のある場合を除いては会期中は逮捕されないが,緊急集会中の参議院の議員は,院外における現行犯罪でない場合であっても,参議院の許諾なくして逮捕されることがある。

オ 議員の資格に関する争訟の裁判は,議院の自律性を尊重する趣旨から,裁判所では争うことができず,当該議員の所属する議院が自ら行うべきものとされており,議員に資格がないとしてその議席を失わせるには,出席議員の3分の2以上の多数による議決が必要とされている。

1 ア ウ オ

2 ア エ

3 イ ウ

4 イ エ オ

5 イ オ

解答

5