平成19年度 人文科学 裁判所一般職

問題

歴史上の東西交流に関する次のア~エの記述を年代の古い順に並べたものとして最も適当なのはどれか。

ア イタリア出身のイエズス会宣教師であるマテオ=リッチは中国を訪れ,布教活動に努めた。彼は,その布教活動のかたわら『坤輿万国全図』を作成して,広大な世界の存在を中国人に紹介した。また,彼はヨーロッパの天文・暦法・数学・砲術などの紹介も積極的に行った。

イ 宦官であり,ムスリムであった鄭和は,皇帝の命に従って,7度におよぶ南海遠征を行った。彼の率いた大艦隊は,東南アジアからインド洋の沿岸,さらにはペルシア湾のホルムズ,東アフリカのマリンディまで到達した。この遠征は,中国と東アジア・東南アジアとの朝貢貿
易を促進した。

ウ モロッコ出身のイブン=バットゥータは,メッカへの巡礼にはじまって約30年間におよぶ大旅行を敢行した。その生涯で訪れた地は,イベリア半島・西アジアの各地・北部や内陸および東アフリカ・東欧・中央アジア,そして中国にまで至っている。その記録は,彼の口述をもとに『三大陸周遊記』としてまとめられた。

エ スペイン出身のイエズス会宣教師のフランシスコ=ザビエルは,インドのゴアに渡り,その後,マラッカなどで精力的に布教活動を行い成果をあげた。マラッカでの布教活動のなかで知り合った日本人に感じ入った彼は,日本への布教を決断して,その日本人の案内で日本に渡った。

1 イ ウ ア エ

2 ウ イ エ ア

3 イ ウ エ ア

4 ウ イ ア エ

5 イ ア エ ウ

解答

2