平成19年度 人文科学 国税専門官

問題

ケッペンの気候区分に基づく気候帯とその特色に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1 温帯湿潤気候は,主に中緯度の大陸東岸にみられる気候で,四季の変化が明瞭で気温の年較差が大きい。夏から秋にかけては熱帯低気圧に襲われるなど,年間を通じて降水量が多く,常緑広葉樹・落葉広葉樹・針葉樹と植物の種類も多い。

2 サバナ気候は,砂漠の周辺にみられる気候で,雨季と乾季が交代し,乾季に入るころに最高気温を示す。丈の短い草原が,ラトソルと呼ばれるあまり肥沃ではない土壌に広がっていることが多く,そこでは遊牧や放牧などが行われている。

3 地中海性気候は,主に中緯度の大陸西岸にみられる気候で,一般に偏西風と暖流の影響を受け,気温の年較差も小さい。夏は涼しく,冬は温和な気候で,降水量は年間を通じて平均化しており,ブナ,カシワなどの落葉樹が多い。

4 熱帯雨林気候は,最暖月平均気温が35℃以上の年中高温多湿な気候で,気温の年較差が大きく日較差は小さい。また,毎日のようにスコールがあって,多様な常緑広葉樹からなる熱帯雨林が,ポトゾルと呼ばれる肥沃な土壌の上に分布していることが多い。

5 ツンドラ気候は,最寒月平均気温が0℃未満,-30℃以上の気候で,降水量は少なく,年中氷雪に覆われて植物は生育できない。ほとんどが無居住地域であるが,最近では,鉱産資源開発や学術調査のため常住者がみられる。

解答

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