平成22年度 人文科学 国家一般職

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問題

交通の歴史に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1 馬に引かせる戦車が発達したエジプトでは,ファラオは全国を20余りの州に分け,各州に知事(サトラップ)をおいて統治するとともに,全国の要地を結ぶ「アッピア街道」と呼ばれる軍道を建設し,駅伝制を整えて中央集権の強化を図った。

2 15世紀にポルトガルで、羅針盤が発明されると遠洋航海が可能となり,ヴァスコ=ダ=ガマが史上初の世界周航を成し遂げるなど,いわゆる大航海時代が始まった。これとともにヨーロッパにおける遠隔地貿易の中心は大西洋沿岸から地中海に面した国々へ移動した。

3 18世紀後半のアメリカ合衆国では,石炭や蒸気を動力源として用いる技術が進歩し,フルトンの発明した蒸気機関車が実用化されると,鉄道建設が急速に進み, 19世紀初頭には最初の大陸横断鉄道が開通した。

4 20世紀初頭にライト兄弟はプロペラ機による世界初の飛行に成功した。飛行機は,その後,戦車や毒ガスとともに,第一次世界大戦において兵器として用いられた。第二次世界大戦後はジェット機の実用化が進展し,重要な遠距離交通手段となった。

5 第二次世界大戦後に,我が国でベルトコンベヤ方式による自動車の大量生産方式が発明された。自動車は,高度成長期に高速道路網の整備が進んだことを背景に,白黒テレビや冷蔵庫と並び「三種の神器」として急速に普及した。

解答

4

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