No.3 4 平成16年度 特別区I類 教養試験

問題

我が国の法源に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 裁判官は、独立してその職権を行い、法律によってのみ拘束され、先例には拘束されないので、判例は、拘束力を一切持たず、法源とならない。

2 制定法には、法律のほか政令や省令も含まれるが、最高裁判所規則や議院規則は、内部の規律に関する定めであるので制定法に含まれず、法源とならない。

3 慣習のうち人々が法意識をもって慣行しているものを慣習法と呼び、慣習法は法源の一つであり、制定法と食い違った場合には、常に優先して適用される。

4 条例は、憲法によって保障された自治立法権に基づき、地方公共団体が法律の範囲内で制定するものであり、制定法に含まれ、法源となる。

5 条約は、法源の一つであって、日本国憲法でもその遵守が規定されており、その効力は憲法の効力に優越するというのが通説である。