No.40 平成19年度 特別区I類 事務専門I

問題

マックス・ウェーバーの官僚制論に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 マックス・ウェーバーは、近代官僚制は合法的支配の最も典型的な形態であり、行政組織のみに見られるものであって、私企業には官僚制化は見られないとした。

2 マックス・ウェーバーは、官僚制組織とは、ピラミッド型の構造を持ち、その作動が客観的に定められた規則と上下の指揮命令関係とによって規律されている組織であるとした。

3 マックス・ウェーバーは、官僚制について、上位者と下位者の相互理解によって設定された規則に基づく代表的官僚制と、上位者ないしは下位者によって強制的に賦課された規則に基づく懲罰的官僚制とに類型化した。

4 マックス・ウェーバーは、官僚は集団への忠誠心を強化し、全体の目的よりも所属する下位組織の目的を重視するようになるため、官僚制全体の目的達成が阻害されることがあるとした。

5 マックス・ウェーバーは、官僚制に必要な諸原理が職員に内面化されたときに、そこに生じる職員の心情と態度が、時と場合によって過剰に表れる現象を、訓練された無能力と呼んだ。