No.4 5 平成21年度 特別区I類 事務専門I

問題

圧力団体に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 D.トルーマンは、人々が複数の集団に重複的に加入することで集団間の利害対立が調整され、また、特定の集団の利益が過剰に代表されるような場合には、潜在集団が現れ、それを抑制するとした。

2 A.ベントレーは、圧力団体による政治を「利益集団自由主義」と呼び、政府が圧力団体の要求を拒否できずに応じてきたため、政策の一貫性が損なわれ、少数の私的利益を優遇してきたとして批判した。

3 圧力団体の機能には、社会に散在する潜在的要求を集約組織し具体的要求として表現する利益集約機能と、多様な要求を調整し政策に転換する利益表出機能があり、圧力団体は利益集約機能を中心に営むとされる。

4 アメリカでは、連邦ロビイング規制法により、立法府に対するロビイング活動が禁止されているため、圧力団体の代理人であるロビイストは、法案や予算に影響力を有する行政府に対して圧力行動を展開している。

5 圧力団体は政治家を選挙や政治資金で支援し、政治家は官僚に対し予算や法案成立で協力を与え、官僚は圧力団体に補助金や保護的な規制を与えるなどの圧力団体、政治家及び官僚の強固な結びつきを「クリス・クロス」という。