No.5 2 平成21年度 特別区I類 事務専門I

問題

パーソナリティ又は社会的性格に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 R.ベネディクトは、特定文化に育った個々の諸成員の精神内部の組織における規則性を文化的性格構造という概念で表すとともに、精神的に不安定な思春期は、生物学的要因によるのではなく、文化の所産であるとした。

2 R.リントンは、所属する社会集団の各成員が内面化している特徴的価値・態度反応の要素の総合体を最頻的パーソナリティと呼び、これが身分との関連で結びついたものを基礎的パーソナリティと呼んだ。

3 E.フロムは、社会的性格とは一つの集団の大部分の成員がもっている性格構造の本質的な中核であり、その集団に共通する基本的経験と生活様式の結果、発達したものであるとした。

4 G.W.オールポートは、人格はイド、超自我、自我の三つの要素から構成されるとし、「理性」を代表するものである自我がイド、超自我と「現実原則」との調和を図るとした。

5 M.ミードは、日本人の行動様式は永続的な返済義務としての忠孝と恩恵を受けた分の返済義務としての義理の二つの義務関係に規定され、日本の文化の型を欧米の「罪の文化」に対比し、「恥の文化」であるとした。