No.5 3 平成21年度 特別区I類 事務専門I

問題

家族論に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 マードックは、核家族を一組の結婚している男女とその子どもから構成される人類に普遍的な社会的グルーピングと規定し、他の集団では遂行しえない法的、経済的、生殖的、宗教的機能を統合的に遂行しているとした。

2 パーソンズは、核家族における役割分化について、夫であり父である男性が手段的リーダーの役割を、妻であり母である女性が表出的リーダーの役割を演ずるという性別分業モデルを提示した。

3 ブラッドとウルフは、現代社会における夫婦の勢力関係は、夫婦それぞれがもつ資源の質と量によってではなく、規範によって規定される制度化された勢力である権威によって規定されるとした。

4 マリノフスキーは、現代産業社会においては、核家族を単位として拡大した親族関係網は単位核家族に支持的に機能し、このような核家族連合が、産業的・職業的体系に対して適合性をもつとする修正拡大家族論を主張した。

5 リトワクは、社会に完全に受け入れられる成員を生み、育てる権利をもつものを明確にするという社会の規則は普遍的であり、この規則によって子どもの社会的地位と子どもに対する成人の役割が決定されるとした。