No.5 1 平成22年度 特別区I類 事務専門

問題

パーソンズの社会体系論に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 パーソンズは、「社会的行為の構造」において、主意主義的行為理論を代表するマーシャル、パレート、デュルケム、ウェーバーの学説を批判的に検討することにより、象徴的相互作用論を確立した。

2 パーソンズは、全体社会に関する一般理論の構成を時期尚早とみなして反対し、これに到達する中間段階において、調査と理論を結ぶ中範囲の理論を構成するのが最も理想的であると主張した。

3 パーソンズは、集団が、活動、感情、相互作用の三つの要素から構成されると考え、これらの相互依存関係から成る社会システムとして、独自の理論図式を展開した。

4 パーソンズは、人間は言語を中心とするシンボルを扱う唯一の動物であるとし、シンボルに媒介される人間の相互作用に焦点を置き、解釈に基づく人間の主体的あり方を明らかにしようとした。

5 パーソンズは、行為システムが直面する問題を四つの体系に区分して、適応、目標達成、統合、潜在的なパターンの維持及び緊張の処理を機能要件として示し、AGIL図式を定式化した。