No.1 2 平成23年度 特別区I類 事務専門

問題

民法に規定する時効に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 請求、差押え及び承認は時効の中断事由になるが、仮差押え及び仮処分は権利者が債務名義を得ていない段階であるので、時効の中断事由になることはない。

2 給付の訴えは、裁判上の請求として時効中断の効力を生じるが、確認の訴え及び形成の訴えは、時効中断の効力を生じない。

3 債務者が破産したときに配当を申し出る破産手続への参加は、時効の中断事由であるが、その後、債権者が破産手続への参加を取り消し、又はその請求が却下された場合は時効中断の効力は生じない。

4 最高裁判所の判例では、抵当不動産の譲渡を受けた第三者は、抵当権の被担保債権の消滅時効を援用することができないとした。

5 最高裁判所の判例では、債務者が消滅時効の完成後に債務を承認した場合は、その承認以後再び時効期間が経過しても、債務者は再度完成した時効を援用できないとした。