No.4 1 平成23年度 特別区I類 事務専門

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問題

ダールの権力論に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 ダールは、「権力とはある社会関係の中で抵抗を排してでも自己の意思を貫徹しうる可能性である」と定義するとともに、権力の本質は強制力にあり、強制力を持つ少数者が他者を服従させると主張した。

2 ダールは、アメリカ社会を歴史的に分析した結果、権力の集中化の傾向を見出し、軍部、大企業経営者、政党幹部の三者に権力が集中し、相互に結びつきを強めパワー・エリートを形成していると主張した。

3 ダールは、「さもなければBがしなかったような事柄をBに行わせる場合、その度合いに応じてAはBに対して権力を持つ」と定義し、権力を、それを行使する者と行使される者との間の相互関係においてとらえた。

4 ダールは、権力行使の基盤となるものを権力基底と呼び、20世紀の社会的価値の多元化を背景に、富、知識、技能、尊敬、愛情など多様な能力や資質が権力行使の基盤になることを指摘した。

5 ダールは、政治権力を「目標達成のために社会的資源を動員する能力」と定義し、政治権力が社会全体としてプラスの利益を生んでいるとする権力の非零和概念を提示した。

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