中学生へ:公務員試験の数的処理は中学生の範囲で解けます

私は大学院へ進学する前の大学4年間、塾講師と家庭教師を週4回ほどやっていました。

そして中学生を相手に塾講師やするときの大きな悩みが一つあります。

それは、どうやって「やる気」を出させるかということです。

「因数分解なんてやって何の役に立つのか・・・」これは私が中学生の頃にも思ってたことですし、多くの中学生が塾で、「数学って何につかうんですか?お釣りの計算ができるだけなら小学生までの勉強で十分じゃないですか。」と言います。

はっきり言ってしまうと、大人になって数学を使うのは技術者や金融工学を使う金融機関のごく一部の人だけです。

私は塾講師のときこう言っていました。

「君たち、将来楽して稼いでゆったり好きなことをやって暮らしてみたくない?」

これにはほぼ全ての中学生が賛同します。

「公務員試験というのは一次試験で中学生までの範囲がでる。今の勉強をやっておけば、高校を卒業して公務員になる人も、大学をでて公務員になるひとも、公務員試験でとても有利になる。」

このように言えば、私が担当していた生徒の9割はやる気をだします。「公務員になんてなりたくない」という人も一定数いるのですがそれは少数派です。

公務員試験にはいろいろな問題がでます。

その中でも、この数的処理という分野は中学生の勉強範囲で完全に解くことができます

公務員試験の一次試験には教養試験というのがあり、30~40問出題されます。これを2時間ほどで解くわけです。

そしてその問題のほとんどが、数的処理で占められています

つまり、数的処理で点数を取れるかどうかで、合格か不合格なのか決まってしまうといっても過言ではありません。

他にも文章理解という国語(現代文)と英語がありますが、これは高校レベルの英語力がないと不十分です。そして現代文も中学生までのレベルだと解けたり解けなかったりでしょう。

でも文章理解は10問くらいしかでません。

この数的処理という分野は、中学生までの勉強だけで満点がとれます

でも、大学3年生で公務員試験の勉強をしている人達はこの数的処理を苦手にしている人がとても多いのです。

なぜかというと、中学生の勉強をしっかりやってこなかったからです。これしか理由がありません。ひどい人だと分数の計算すらできない大学生がいます。

つまり、数的処理というのは高校や大学の知識は全く必要ありません。

必要なのは中学生までの知識と、頭の鑑定力です。つまり頭の良さです。

これは一時期、地頭(ぢあたま)力と呼ばれて流行していた時期があります。

「知識が多い人はいらない。頭がいい人に会社に入ってきて欲しいんだ。」

つまり、公務員でなくても、会社という企業であっても知識より頭の良い人に来て欲しいのです。

頭が悪ければ大学生だって解けないのが数的処理です。

だから中学生の勉強をしっかりやって、この数的処理を解けるようになれば、将来もし公務員を目指すときがきたらものすごく有利になります。

公務員というのはたくさんあります。区役所の人も公務員、市役所の人も公務員、都庁の人も公務員、警察官も、裁判所も、消防士も公務員です。

公務員の仕事は非常にたくさんあります。その公務員になるための筆記試験で必ず必要になるのが、30~40問出題される教養試験なのです。

教養試験の他に専門試験が必要な公務員もあります。ですが専門試験は大学生レベルの内容です。中学生の範囲では解けません。専門試験は将来勉強すればいいのです。でも、中学生までの勉強は、大学生や大人になってからやろうとしてもできるものではありません

中学生からみても、この数的処理というのは「なんだ簡単だ。大学生3年生はこんなの解いてるの?」と言う中学生を山ほど見てきました。

だから、なんで中学校で数学や理科を勉強してるのか、その理由や意義が見いだせない人にアドバイスします。

中学生でやっている勉強は公務員試験でありえないほど役に立ちます

中には国家公務員のように忙しい、大変、きつい、という公務員になりたい人もいるでしょう。

ですが公務員には市役所のように楽なところもあります。東京の区役所も楽です。そして田舎の市役所、町役場、村役場のように、田舎に行けは行くほど楽です。

もし楽をして将来稼いで、趣味を十分に楽しむ生活が送りたいのなら、今やっている中学校の数学や理科はしっかりやっておきましょう。

数学や理科が苦手で、教養試験の点数が伸びない大学生は本当にたくさんいるのです

中学生のうちに、数学や理科はしっかりやっておきましょう。なんだかんだいって公務員は楽です。楽して生活したいのなら、中学生の数学や理科はしっかり勉強しておきましょう。