平成17年度 刑法 裁判所事務官一般職

問題

刑法6条に関する次のA~Fの記述のうち,適当なもののみをすべて挙げているのはどれか(争いのあるときは,判例の見解による。)。

A 刑法6条は,罪刑法定主義から直接導かれるものではない。

B 旧法では懲役又は罰金の選択刑であった罪について,犯罪行為後の法律によって,更に禁錮の選択刑を加える旨の刑の変更がなされた場合には,新法が適用される。

C 暴行後,被害者がその暴行によって死亡する前に,法律によって傷害致死罪の刑が変更された場合には,新法が適用されることはあり得ない。

D 人を不法に監禁中に,法律によって監禁罪の刑が変更された場合には,新旧両法を比較することになる。

E 住居に侵入した後,その住居で窃盗に着手するまでの間に,窃盗罪の刑を軽くする(ただし,住居侵入罪よりは重いものとする。)新法が施行された場合には,新法の窃盗罪の刑により処断される。

F 犯罪行為後の法律によって,執行猶予の条件に関する規定が変更された場合にも,新旧両法を比較することになる。

(参照条文)

刑法6条 犯罪後の法律によって刑の変更があったときは,その軽いものによる。

1 A B D

2 A B E

3 A C F

4 B D F

5 C E F

解答

2