平成15年度 政治学 東京都庁・特別区

問題

M.ウェーバーの支配形態の3類型に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 彼は,支配をその源泉となる権力の正当性の観点から類型化しており,それぞれの支配形態は,現実の社会において純粋に独立した形で存在する。

2 カリスマ的支配において,カリスマは「恩寵の賜物」を意味し,その支配は支配者の超人的な能力に基づいており,近代以降はみられない支配形態である。

3 カリスマ的支配は,非日常的かっ非合理的なものであるが,カリスマの日常化,非人格化により,世襲カリスマや官職カリスマの形態も出現するとされる。

4 伝統的支配は,習慣的秩序や宗教的権威に由来し,家父長支配が典型例であり,強い結束により,社会の激しい変化や危機的状況に有効に対処するとされる。

5 合法的支配は,法で定められた地位や権限をもつ権力者個人に対する服従に支えられる支配形態であり,合理的であるが永続性に欠けるとされる。

解答

3