平成14年度 行政学 東京都庁・特別区 

問題

行政国家又は福祉国家に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 行政国家は、工業化と都市化の進展に伴い、労働者層が増加したことを契機に台頭し、国民の生命と財産の保護を国家の最大の任務としているため、夜警国家ともよばれる。

2 行政国家は、議会を名実ともに政治権力の中枢におくもので、近代民主制国家の大半にみられたが、現代国家にはみられない。

3 福祉国家の機能の一つとして、所得の再分配によって生存権を保障することがあり、要求される保障のレベルはナショナル・ミニマムとされるため、福祉国家は消極国家ともよばれる。

4 福祉国家の機能の一つとして、景気変動を調整するために市場経済に介入することがあり、政府の経済介入の初期の例としては、1929年に始まる大恐慌に対処するためのニューディール政策がある。

5 福祉国家では、政府活動の膨張と非能率が抑制される傾向にあり、「安価な政府チープ・ガバメント」ともよばれる。

解答

4