平成10年度 社会科学 国家総合職

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問題

世界の宗教に関する記述として,妥当なのはどれか。

1 世界の宗教を信徒数の多い順に並べると,キリスト教徒,イスラム教徒(ムスリム),仏教徒の順となっており,キリスト教徒では,プロテスタントがカトリックを,イスラム教徒では,シーア派がスンニー派を数的に上回っている。

2 ユダヤ教は,「旧約聖書」のみを聖典とする多神教である。ユダヤ教では,週一回を安息日と定め,土曜日の日没から日曜日の日没まではすべての仕事が禁止される。また,年一回,一週間続けて行われる「過ぎ越しの祭り」はイスラエル建国を記念して祝われる重要な行事となっている。

3 キリスト教におけるプロテスタント(新教)は, 16世紀のドイツのルターの宗教改革をもって始まり,その内容は,「信仰のみ」,「聖書のみ」,「精霊のみ」の三つの原理によっており,教会の伝統を否定し,個人の禁欲的修行を奨励するものであった。

4 イスラム教は,ユダヤ教,キリスト教の伝統に連なる一神教の宗教で,アブラハム,モーセ,イエスも最後の預言者ムハンマド(マホメット)同様預言者と認められている。また,ラマダーン月の断食,メッカへの巡礼などは信者の重要な義務とされている。

5 仏教は,紀元前1世紀頃,釈迦によってバラモン教から独立して聞かれた宗教であり,輪廻からの解脱を目的としている。釈迦の死後,仏教は上座部と大衆部に分かれ,大衆部を中心に大乗仏教が起こり,スリランカ,タイ,カンボジアなどの東南アジアの国々に根付いた。

解答

4

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